焼鳥屋オヤジがアルコール依存症になって気づいた「ほんとうの自由」

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こんにちは。焼鳥居酒屋「やきとりしまぶー」をやっている、しまです。

焼鳥屋とビール。切っても切れない関係のはずだった。焼鳥といえば、生ビール。この組み合わせは、まさに“最強タッグ”ですよね。ぼくが37歳で焼鳥居酒屋をオープンしたのも、「うまい酒を飲みながら仕事ができたら最高だな〜」という、軽いノリがきっかけでした。夜9時を過ぎるころ、注文も落ち着く時間帯。カウンターでハイボールを片手に焼鳥を焼く——。「あぁ、これが俺の理想の人生!」そう思っていました。でも、月に1〜2回は飲みすぎてカウンターで寝込み、朝、家族に呆れられながら帰る。そんな生活が“日常”になっていったんです。

「昨日の記憶がない」——

それが当たり前になっていた。45歳のある日、目が覚めても昨日の夜の記憶がまったくない。「これはさすがにおかしい…」そう思って病院へ行きました。アルコール専門医にカウンセリングを受け、CTを撮った結果、先生の口から出た言葉は「脳みそが縮んでますね」。その瞬間、全身から血の気が引きました。入院を勧められましたが、店を休めるわけもない。「通院でなんとかならないですか?」と食い下がるも

 「本人に治す意思がなければ治療できません」と。それが現実でした。

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